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第六章〜中盤〜



辺について、基本は前の章で教えたが、辺の攻防は奥が深いんじゃ。
これだけじゃまだ上級者に勝つことはできん。
辺の応用もあとで教えるぞ。

今回はその前に、中盤の打ち方について教えよう。
辺のことはひとまず忘れてくれ。

この中盤の打ち方はヒジョーに重要じゃからな。
ここをマスターすれば一気に中級者の仲間入りじゃ。

じゃあはじめるぞー。
まずは中盤の打ち方の心得じゃ。

     一、多く石を返さないようにする(自分の石をなるべく少なく)
     一、相手の石が外側に、自分の石が内側になるようにする。
     一、辺を取り過ぎないようにする。

これをしっかり頭に叩き込むんじゃ。
これから、なぜ上のようにした方がいいか説明するぞ。

まず一番。「多く石を返さないようにする」からじゃ。
まず下の図を見てくれ。


これは黒が中盤、石を返しすぎてしまった場面じゃ。
今、黒が32石、白が2石で、
次白番じゃがどちらが有利かわかるかな?

黒じゃないの?黒がダントツ多いし、全部真っ黒にできるよ。

初心者はそう思うんじゃ。
ところがこの場面は白が断然有利なんじゃ。
例えば、次白がH7のC打ちをしたあとの場面をみてくれ。


あっ、黒は次、G7とH6にしか置けない!

そうじゃ。どちらに打っても白に隅を取られてしまうよな?

黒H6に打ったら次、白H1に打たれちゃうし、
黒G7のX打ちは、次白にH8打たれちゃうね。

そのとおりじゃ、これで白の勝ちはほぼ確定じゃ。

黒が多いから、黒が有利だと思ったのに。

オセロは最終的に数の多いほうが勝ちじゃが、
逆に中盤は数が少ないほうがいいんじゃ。

どうして中盤少ないほうがいいの?
なんか納得できないな〜。

数が少ないほうが俊敏に動けるんじゃ。
上の図を見てもわかるように白は色んなとこに打てるが、
黒は打てるとこが限られておるじゃろ?

確かに黒は2箇所しかないけど白は打とうと思えばどこにでも打てるね。

オセロは知的なゲームじゃから
色んなとこに打てる=いろいろな作戦がたてれる方が、
有利なのは当たり前じゃな。
これの黒のように中盤に沢山石を返して
パワーで押そうとしても無理なんじゃ。
石を沢山返して、パワーで押すよりも、自分の石を少なくして、
機動力を武器に攻めたほうがいいんじゃ。

巨人のようにパワーバッターばかりそろえても
なかなか勝てないのと一緒だね。

例えが下手すぎるが、まあそんな感じじゃ。
パワーで押すとオセロの場合勝率は、
巨人より低くなってしまうから注意じゃ。

中盤は自分の石が少ないほうがいいってのはわかったよ。
次の「相手の石が外側に、自分の石が内側になるようにする。」
ってのはどうして?

うむ。
では、下の図を見てくれ。
次白番じゃが、白と黒どちらが有利かわかるかな?


えーと、白が11石で黒が23石で白のほうが少ないから
白の方が有利かな。

そう思うじゃろうな。
しかし次白が打てるとこが何箇所あるか数えてみなさい。

あれっ?白はG2しか打てるとこがないよ。

そうなんじゃ。
一方、黒は打てるところが沢山あるじゃろ?
石の数は白のほうが少ないから、
機動力があるはずなのに、逆に黒のほうが機動力がある。
なぜだかわかるか?

うーん、白は石の数は少ないけど、全部外側にあるね。

そのとおりじゃ。
白の石が黒を囲むようになっておるじゃろ。
自分の石が邪魔をしていて機動力が激減してるのじゃ。

黒は逆に数は多いが全部白の石の内側にあるから、
邪魔がなくいろんなとこに打てるんじゃ。

つまり、ただ石を少なくするだけじゃダメってことだね。
自分の石を少なく、かつ相手の石が外側に、
自分の石が内側になるようにしないといけないんだ。

そのとーりじゃ。

じゃあどうすれば石を少なくかつ内側にあるようにできるの?

いい質問じゃ。
これにはちょっとコツがあるんじゃ。
これから教えるぞ。


第七章〜中割り(1)〜



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序論 マスの位置 盤の名称 C打ち、X打ち 辺の取り方 中盤 中割り1 中割り2 余裕手 置き打ち 中辺の横取り 引っ張り 中割りを消す 中割りを消す(実践編1) 中割りを消す(実践編2) 中割りを消す(実践編3) 中割りを消す(実践編4)


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